症例

No.25「ウェルデンツ義歯は軽くてしなやかな感じです。」(50代 女性 千葉県)

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最近、注目されている審美義歯「ウェルデンツデンチャー」

最近、従来の保険の入れ歯(義歯)とは異なり、見た目にも美しく審美的にすぐれた入れ歯(義歯)を選ばれる患者さんも増えてまいりました。ウェルデンツデンチャーという言葉に、あまり馴染みの無い方もいらっしゃると思いますが、インターネットなどで情報収集している方は、ウェルデンツデンチャーを取り扱っている歯科医院という事で、船橋にある当院を探し当てて相談にいらっしゃいます。

ウェルデンツデンチャーは、審美義歯とも言われ、審美性に優れた入れ歯(義歯)です。
そのため、保険の入れ歯(義歯)でみられる金具のフックはありません。金属部分が見えませんので、一見入れ歯(義歯)をつけているようには見られません。ここがとても大きな特徴だと思います。

さらには、ウェルデンツデンチャーは特殊樹脂でできていますので、軽くてしなやか。
人によっては入れ歯(義歯)をつけているのを忘れてしまいそうになる方もいらっしゃいます。

この特殊樹脂素材ですが、これは厚生労働省の認可を得ている、安全性を認められた素材です。軽くてつけ心地が良いだだけでなく、安全性にも優れており、自信をもって患者さんにおすすめできる審美義歯なのです。

ウェルデンツデンチャーの最大の特徴 ウェルデンツデンチャーの特殊樹脂は無菌性樹脂なので清潔が保たれるという特徴もあります。そのため、汚れや匂いに優れた義歯なので、入れ歯(義歯)の匂い等を気にされる方にも喜ばれる義歯です。 さらには、金属のフックも使いませんので金属アレルギーの心配も不要のメタルフリーとなっています。 また、軽くてしなやかというだけでなく、小さく設計されていることから、比較的早く、ウェルデンツデンチャーに慣れていくようです。違和感も少く、入れ歯に慣れるか不安な方にも安心してお使いいただける入れ歯(義歯)になっています。 それでは、ウェルデンツデンチャーで治療を行った患者さんのケースを下記にご紹介していきます。 「ウェルデンツ義歯は軽くてしなやかな感じです」 こちらの方は、インターネットで検索していただき、当院のホームページを探し当て、入れ歯相談のため当院にお越しくださいました。こちらの方は船橋にある当院から離れた所に住んでいらっしゃったのですが、電車で片道30分以上かけて相談にいらっしゃいました。 電車で片道30分以上かけて、遠方からわざわざ相談にいらっしゃった理由は、「ウェルデンツ義歯」を扱っていたことが目に留まったからだそうです。こちらの患者さんが、以前の通っていた歯科医院では、軽くて柔らかい(入れ歯とは判りにくい)ウェルデンツデンチャーは取り扱っていなかったようで、ウェルデンツデンチャーを取り扱っている歯科医院を随分と探されたそうです。 無事、当院を探し当てていただき、心から感謝いたします。 まず最初に、治療計画を立案するにあたり、様々な諸検査を行いました。 こちらの患者さんの場合は、下の奥歯の歯が抜けている部分に、手前の歯と連結したブリッジという選択肢も考えられました。 しかし、患者さんのご要望は、健全な歯を削りたくないという事でした。 そのため、ブリッジという選択肢は諦め、金属のフックの無い審美義歯、ノンクラスプデンチャーを採用することに決定しました。こちらの患者さんは、50代の若い女性の方でしたし、抜けた歯が1本ということですから、ブリッジという選択肢は十分考えられます。しかし、つけ心地もよく隣の健康な歯を削らなくて済む審美義歯であれば、入れ歯(義歯)の方が良いという場合もあるのです。 また、ノンクラスプデンチャーは、部位(治療箇所)、噛み合わせ、素材、設計などにより最適なものを慎重に選ぶ必要があります。当院(ユアー歯科クリニック)では、数種類のノンクラスプデンチャーに対応しており、幅広いニーズにお応えできるようになっています。患者さん一人ひとりの状況もご要望も異なりますので、できるだけ幅広い選択肢にお応えできるようにしているのです。 そして、今回、こちらの患者さんが選択したのはウェルデンツデンチャーです。 今回採用したウェルデンツデンチャーは、前述したとおり、厚生労働省より認可を受けた独自開発の樹脂材料を使用しており、隣の歯と密着しやすくしなやかで使いやすいメリットがあります。 こちらの患者さんからも、ウェルデンツデンチャーのつけ心地に対しては、「ウェルデンツ義歯は軽くてしなやかな感じ。」というお言葉をいただきました。もともと、柔らかくつけ心地のよい入れ歯(義歯)を探していらっしゃった方ですので、これらのニーズを満たすことができ、当院としても、とてもうれしく思います。 しかし、このウェルデンツデンチャーは、樹脂の部分に汚れがつきやすいといったデメリットもあります。よって、日常の生活スタイルやケースによって使い分ける方も多くいらっしゃいます。 最近では自宅用にしっかり噛める従来の義歯、旅行やお出かけ用にノンクラスプデンチャーと使い分けている方も増えているようです。

治療前

治療後

ウェルデンツデンチャー