No.55「安定した目立たない入れ歯で安心しました」(60代 男性)
- 男性
- 60代
- 千葉県
安定した目立たない入れ歯で安心しました
こちらの方は、ユアー歯科クリニックが監修する、この「お悩み相談・入れ歯情報ページ」をご覧頂き来院されました。
以前にブリッジ治療をされた箇所の支台歯(ブリッジを支える土台となる歯)の歯根が破折し、抜歯をせざるをえない状況でした。
歯根破折とは、歯の根っこがひび割れすることでです。咬合性外傷の症状で、多くの場合噛み合わせで過度の力が加わり、耐えられなくなることで起こります。今回の3本ブリッジの場合ですと本来3本で受ける力を2本で受け止めることになっていました。更にその支える歯が神経を取る処置をした歯でしたので、やはり耐久性に劣っていたと考えられます。
治療方法としてはインプラント治療も検討しましたが、支える骨の状態を診断したところ、骨を増やす外科手術から必要であることなどを考慮し、今回は見た目と咬合を両立できるミラクルデンチャーを採用しました。
また、欠損部分だけの小さい入れ歯にすることも可能でしたが、これまでの噛み合わせの力や、癖なども分析し、長く安心して噛める状態を確保するためには、歯の裏側で反対側まで維持装置を延ばし、しっかりした反対の奥歯にも力が分散するように設計しています。
ミラクルデンチャーは見えない部分に、違和感の少ない範囲で金属を使用し、入れ歯がたわまないように工夫されています。
治療後の経過もよく患者様からご評価いただき、大変嬉しく思います。