症例

No.45「歯を抜いたその日に入れ歯が入りました」(40代 男性)

症例

歯を抜いたその日に入れ歯が入りました

こちらの方はメールでの相談の後に来院された多忙なビジネスマンの方です
下の前歯が悪くなり、お近くの歯科医院で入れ歯にすることを勧められたそうです。ただ、お仕事の関係で海外駐在することにも多く、治療にかけられる時間があまりないことから一旦は諦め、応急処置で済ませていたそうです。

その後、ネットで色々と調べているうちにミラクルデンチャーを知り、治療期間や費用などの相談をメールで頂いた上で、来院されました。

診査の結果、重度歯周病により前歯のブリッジを保存することが不可能という診断となり、抜歯をして入れ歯にて補綴する治療方針となりました。
1か月後に海外に長期出張に行かれる事情のため、今回は通常の仮義歯の工程を割愛し、最終義歯だけを製作することになりました。そこで、抜歯をする前の状態で型取りを行い、歯を抜いた日に即日入れ歯が入るように準備をしておきました。
通常は、抜歯後2-3カ月は抜歯した歯肉の傷が落ち着くまでは最終的な入れ歯を装着することができません。今回は即時義歯として傷口が癒えないうちに入れ歯をセットすることになったため、入れ歯専門の技工士と綿密な打ち合わせを行い、念入りな準備をして臨みました。
こういった短期間での治療が必要なケースでは、ミラクルデンチャーが適しています。入れ歯自体が小さく違和感が少ないこと、精度が高くぴったりとフィットして調整が最小限で済むこと、修正や調整がその場で素早くできることなどがその理由です。

今回は限られた治療期間でしたので、奥歯の治療が必要なところまで及びませんでした。そこで、将来の口腔内の変化を予測し、入れ歯自体を奥歯まで長くしておき、将来、歯が抜かざるを得なくなった時に増歯できるように設計しました。

抜歯直後の状態に合わせて入れ歯を作ると、後で傷口が落ち着いて歯肉が引き締まってくることにより入れ歯と歯肉の間に隙間ができてしまいます。ミラクルデンチャーは隙間ができた部分をあとで付け足し常に歯肉にフィットさせることもできますので、こういった「すぐに入れ歯を入れなければいけない」「治療中も歯がない状態を無くしたい」といった方にはピッタリの入れ歯と言えるでしょう。

通院は合計3回の来院でセットまで完了しましたので、患者様のスケジュールに間に合わせることができ、大変喜んで頂けました。

ユアー歯科クリニックでは、治療前に相談の時間をお取りして、複数の治療選択肢の中から一緒に検討して頂いています。人数に限りはありますが、お昼休みや診療後を利用して無料相談も行っておりますので、ご活用下さい。

治療の概要

費用

ミラクルデンチャー 約35万円(税別)
下顎 右5321 左12

治療期間と回数 1ヵ月(約3回)
副作用とリスク 慣れるまで口腔内で異物感を感じることがあります。ごく稀に金属アレルギーがある場合があります。

 

装着前

装着後