症例

今までと違って、四六時中はめていられるのが嬉しいです

こちらの方は、お近くからホームページをご覧になって来院されました。

上顎に入っていた義歯（入れ歯）が合わなく、食事中は外していることが多くほとんど使ってない。入れているとどうしても気持ち悪くなるとのことでした。

下顎は、部分義歯を使用していましたが、奥歯が上下で噛み合うことができないため、前歯だけで噛んでいる時間が長くあったようです。このことにより、前歯に多くの負荷がかかり、歯がぐらついて来ました。
下の入れ歯については、「正直なところ見た目のためだけにつけていた」そうです。

レントゲン検査、歯周病検査含めて、口腔内を精密に診断し、どの歯がどのくらいもたせることができるか、将来の口腔内がどのように変化しそうかを診査し、患者さんと一緒に治療計画を立てていきました。

義歯自体は、できるだけ異物感がないものというリクエストでしたので、薄くコンパクトに設計できるミラクルデンチャーを選択しました。

新しい入れ歯が適合する口腔内の環境を整えるために、口腔内の清掃、除菌、歯周病治療を行いながら、上の前歯の2本は止む無く抜歯をすることになりました。義歯が入るまでの治療中は、仮歯を作成しておき、抜歯後すぐに装着して見た目に影響がないようにしました。加えてこれまでの旧義歯を使いながら通院して頂いたので、治療中の見た目についてはあまり気にせずに通って頂けたと思います。

しっかりと噛みたいという男性でしたので、人工シリコンを使用したコンフォート義歯も検討しましたが、多少厚みが増すため、より薄くて軽い作りのミラクルデンチャーとなりました。
ユアー歯科クリニックでは、入れ歯、インプラント、ブリッジなど失った歯の治療法としては大きく３つ用意しています。特に、入れ歯については数種類の中から、その方に一番フィットするものを選べるようになっていますので、最近は遠方から入れ歯治療を希望されて相談に来られる方も多くなっています。

義歯をセットした後も、3回ほど調整しました、
「痛みもなくなり、漬物が食べられるようになりました。今までと違って、四六時中はめていられるのが嬉しいです」
と喜んでいただけました。