症例

No.2「近くのかかりつけから、入れ歯の歯医者へ変えました」(70代 男性 千葉県)

症例

「近くのかかりつけから、入れ歯の歯医者へ変えました」

 
こちらの方はメール相談からの来院された男性の方です。
これまで使用していた部分入れ歯は、支えるフックを掛ける歯が折れてしまい、近くのかかりつけ歯科医院で応急処置をしてもらったそうですが、そちらの先生が高齢のため次の対応できず困っておられました。

そこでホームページで当院を探して相談のメールを頂きました。
 

このように最近は、患者さんと共にかかりつけの歯科医師も高齢になり、閉院を止む無くされるところも増えてきていると伺います。
私どものように、入れ歯に特化して取り組んでいる歯科医院は残念ながら多くありませんので、このような方のお力になれればとの思いから、この情報サイトを運営している次第です。

下の歯の前歯4本が残っておりましたが、歯周病が進行しており、残念ながら保存することが不可能と診断しました。仮に残すことができても、この状態で入れ歯を製作すると歯が保てなかった場合、また入れ歯を作り直すことになってしまうリスクも伴います。
患者さんとよく相談した上で今回は抜歯を行い、応急的にこれまでの入れ歯を修理して使用して頂き、その後すぐに一つ目のリハビリ用義歯を作成しました。

これまでの噛み合わせの位置は低くなっていましたので、咬合を正常な状態にするために、このパイロットデンチャー(リハビリ用義歯)がとても有効になります。
この工程で、噛み合わせを丁寧に調整し、トレーニングを積むことで最終的な義歯がピッタリとした噛み心地を実現してくれます。

こちらの方は、咬合が斜めになっており、顎の骨の吸収も著しかったため、上の入れ歯とも噛み合わず、今回は上下合わせて咬合再構築治療となりました。

採用したBPS超精密義歯は、特殊な型取りの方法により普段の顎の動きを反映させて製作されるほか、見た目も繊細な手作業により仕上げれます。
自分の歯の時のように、前歯の並びを少しだけ凸凹にしたり、ねじれを入れて、あまり綺麗になりすぎないようにするのもその一つです。

現在は痛いところがなくなり、ご満足頂いています。

治療後

治療後

治療後