2017年9月

入れ歯の(無料)相談、セカンドオピニオンについて

入れ歯の(無料)相談、セカンドオピニオンについて  / 新着情報

みなさんは、『セカンドオピニオン』という言葉をご存知でしょうか?
『セカンドオピニオン』という言葉は英語ではありますが、この言葉および考え方が日本に浸透してからというもの、大分、一般の皆様の認知度も上がってきたかとおもいます。

 

しかし、『セカンドオピニオン』という言葉は知っていても、実際に『セカンドオピニオン』を求めて複数の医療機関に相談する行動までに至らない方々も多くいらっしゃるのが現実です。
『セカンドオピニオン』の進んだ欧米では、日本のように国民皆保険制度が無いこともあり、ご自身が受ける医療の内容および、医療機関を慎重に探すことが当たり前なのかもしれません。
健康保険により、自己負担額の少ない日本においては、”どこの医療機関で治療をうけても同じ精度の治療が受けられるからどこでもいい“という考えが根強いように思われます。

しかし、医療を提供する私たちの側から日本医療の現場を見ていると、やはり医療機関は、ご自身の責任においてご自身の意思で選択されたほうが良いと考えています。
それでは、『セカンドオピニオン』について簡単にブログでまとめていきたいとおもいますので、是非お読み下さい

『セカンドオピニオン』とは?

そもそも、『セカンドオピニオン』とは何なのか?どういう意味が含まれているのかを説明いたします。
『セカンドオピニオン』とは、患者さんご自身が、納得のいく治療法を選択するため、治療の選択肢や治療の内容について、現在診療を受けている医師とは別の医療機関で“第2の意見”を求める事です。

少し勘違いしやすいのは、別の医師から『セカンドオピニオン』を受けたからといって、必ずしも医師を変える必要はないという事です。

『セカンドオピニオン』は、あくまでも“第2の意見”を求める所に意味があり、医師を変えるためではありません。
日本人の性格や文化・風習のせいもあってか、日本人はとかく『別の先生(医師)に意見を聞きにいくなんて、主治医への裏切り行為のように感じる』と思われる方も少なくありません。しかし、本来の『セカンドオピニオン』の意味は、別の角度からも別の治療法の選択肢の情報を収集することにありますから、気兼ねすることは無いのです。

『セカンドオピニオン』の基本は、意見を聞く事です。そう考えると、かなり気が楽になるのではないでしょうか?

『セカンドオピニオン』と『ファーストオピニオン』

では、現在の主治医と『セカンドオピニオン』で受けた医師の意見が異なった場合についてご説明したいと思います。

最初からかかっている医療機関の医師が進めている治療方針は『ファーストオピニオン』と呼ばれます。最初の医師の意見ですから『ファーストオピニオン』という訳です。

そして、『セカンドオピニオン』を受ける場合でも、必ず『ファーストオピニオン』の医師から説明された治療方針については十分理解しておくことをおすすめします。中途半端な理解で、別の医師の意見を聞いても、あまり意味が無いからです。
そして、『ファーストオピニオン』を理解していないと、『セカンドオピニオン』の医師の意見と比較検討ができません。
まずは、『ファーストオピニオン』の医師の意見を十分理解することにしましょう。
その上で、『セカンドオピニオン』の医師のいう事と比較検討をすることで、ご自身が納得して治療が受けられる手がかりになるのです。

また、『ファーストオピニオン』と『セカンドオピニオン』の医師のいう事が同じになる場合もあります。その場合には、”この治療法で間違いないんだ”ということの再確認になります。よって、”同じ事を言われるなら『セカンドオピニオン』を受けなければ良かった“とはなりません。この治療法でいいんだと、十分納得が行くようになるわけですから、十分意義があります。

『セカンドオピニオン』の医師に変える場合

そして、『セカンドオピニオン』を受けた後で、『セカンドオピニオン』の医師が推奨する治療の方を選択したいと決断した場合には、あらためてこれまでの治療内容や経過を引き継ぎ、新しい医療機関で治療をうけます。
できるだけ、過去の治療における経過を、ご自身の口からも説明できるようになっていると、よりスムーズに治療が進む事でしょう。

『セカンドオピニオン』は、医師の品定めをするのではなく、あくまでもご自身の治療を納得してお受けいただくための情報収集と治療の決定が目的になります。
後悔しない治療を受けるためにも、今の治療方針が納得できていない場合には、気軽に『セカンドオピニオン』を受けることをお勧めしています。

当院の『セカンドオピニオン』

当院でも、『セカンドオピニオン』を承っております。
これまでの入れ歯(義歯)治療が、なんとなく納得できていない方は、お気軽にご相談いただければと思います。その場合には、当院の無料相談をご利用下さい。
1日、1〜2名しか対応できませんが、入れ歯に関する悩みの解消に少しでもお役に立てれば幸いです。

当院では、その後の治療を受ける受けないはさておき、患者さんのお悩みをお聞きし、できるだけ建設的なアドバイスができるような存在でありたいと考えております。『治療を受けるか受けないか分からないし….』とためらわず、軽い気持ちでご相談に来ていただければと思っています。

院長の無料相談

体験者の声 東京都 60代 女性

“数年前に初めて入れ歯にしたのですが、なかなか合わなくて『入れ歯ってこんなに噛みにくいものか』と、いつも悩んでいました。
諦めかけたところ、サイトで入れ歯相談の林先生を知りました。
お昼休みにじっくりと話を聞いてくれ、納得して治療に入ることができました。”

(院長談)これまでの臨床経験の中で、「最初にちゃんと聞いておけば良かった」というお声を頂くことがありました。治療の合間の限られた時間の中での説明では不安もあるかと思い、現在は診療時間外(お昼休みや診療後)に無料相談を行っております。1日、1〜2名しか対応できませんが、入れ歯に関する悩みの解消に少しでもお役に立てれば幸いです。

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