症例

No.5「上下を超精密BPSデンチャーにしたおかげでピッタリ噛めます」(80代 女性 千葉県)

症例

「上下を超精密BPSデンチャーにしたおかげでピッタリ噛めます」

 
4年前に保険で治療された下顎の義歯がゆるく、うまく噛めないということで、ご紹介で来院されました。
 

始めは、コンフォートデンチャーという人工シリコンであたりが柔らかい特殊加工の義歯に関心があるとのことでしたが、診断の結果、BPS超精密義歯の方ご本人の期待に応えることになるであろうと判断し、治療計画を立て直しました。

この方の場合は、かなり顎堤(歯が無くなり歯肉になった部分)の吸収が進んでおり、一般的な入れ歯の作成方法では困難な状態でありました。
歯がない状態や合わない入れ歯で、長い時間が経過すると顎の骨が痩せてしまい、しっかりと噛める入れ歯を製作することの難易度が上がってくることがあります。

今回、機能印象という特殊な型取りを行なうなど、通常のより精密な手順で作成しないとぴったりフィットしないと判断し、BPSデンチャーを選んでいた頂きました。

噛み合わせの位置自体は安定していたので、比較的スムースに治療を進めることができました。合っていない入れ歯を使い続けると、毎回違うところで噛み合わせることがあるため、時間がかかってしまうことがあります。
今回は約1か月で上下の精密義歯が完成させることができました。
これも患者さんと専門の技工士さんのご理解とご協力があってのことと感謝致します。

Before

After

BPS超精密義歯

BPS超精密義歯